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  • 朝野裕一

職業に絡む身体姿勢;ギタリストは?

なんやかやと忙しくしている最中に、運動茶話会でお世話になった

Clover Ginza Baseオーナーの江口さんからブラジル音楽のミニコンサー

トを行うので来ませんかとのお誘い

どうしようかなぁと思いつつ、音楽は大好き、しかも生音に触れる機会

を逃す手はないと感じ、

マルセロ木村さんのコンサートに行って来ました。

ほんの2メートル位の距離から、そのギターワークを目の前にして感動

しました。

ボサノバの有名な曲も新しいアレンジでそのリズム感、疾走感が気持ち

良い。

素晴らしいテクニックも堪能できました。

ハーモニカを吹いていた立谷富美男さん、ボーカルとギターの若本香織

さんも素晴らしかった!

音楽を堪能しつつも、職業柄?

ギターを弾いている姿勢に自然と目がいっていました。

というのも、

今札幌で行なっているご近所先生企画講座の参加者に、ギターを弾いて

いるという方がいて、その方の体幹がとても硬い。

前後屈も硬いのですが回旋も結構固い、しかも右に回りづらい。

ギターを弾いているせいでしょうか?と聞かれもしかしたら関係ある

かもしれませんね、と

ギターを右利きで弾くとどうしても顔は左側に回すことになるだろう。

それに連れて体幹も左に回旋した状態で弾いているのかもしれない。

だから、右回旋が行きづらいのかも?と思ったのです。

そんなこともあり、

プロのギタリスト(でも色々でしょうが)のギターを弾く(座位)

姿勢を思わず観察していたというわけです。

よく見ると、

体幹は正面を向いてギターを弾きやすいようにやや斜め前に持った姿勢

で弾いていました。

むしろその状態で体幹は弾くに連れやや右に回旋している感じでした。

いつも右に回旋しているから、その癖が残っていたとしたら・・・

右にそれ以上回旋が行かないように見えてしまうこともあるか?

そんなことを音楽を堪能しつつも感じながら、耳は音を目は姿勢を傾聴

観察していました。

次回のご近所先生の時間にギタリストの方にもっと聴き取りをしてみて

どういうことかを考えてみたいと思いました。

職業的な動き・姿勢はどうしてもその動き・姿勢に限定されがち。

その他の動きや姿勢をとることが少なくなる傾向があります。

それに伴う、動きの制限や固まった姿勢が、時には腰痛やその他の支障

をきたす原因になることもあります。

つまり職業によって、

その人の姿勢や動きの特性を表すことはよくあることだと思います。

改めてミュージシャンなどの姿勢や動きを観察してみるのも面白いかな

と思ったボサノバの夜でした。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

ちなみにマルセロ木村さんの新譜、とても良かったですよ。

お互いにスタジオに集まることなく、それぞれ独立して作詞や作曲、

演奏をし、その音源を編集したという、今の時代ならではの作成方法で

できたアルバムです。ご一聴ください。ではまた明日。

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